お知らせ

FANアワード2011研究開発・新技術部門で東京海洋大学が最優秀賞

【受賞概要】
フード・アクション・ニッポンアワードは、食料自給率向上に向けた国民運動「フード・アクション・ニッポン」(農林水産省)の展開の一環として創設され、食料自給率向上に寄与する事業者・団体等の取り組みを一般から広く募集し、優れた取り組みを表彰することにより、食料自給率向上に向けた活動を広く社会に浸透させ、私たちや未来の子供たちが安心しておいしく食べていける社会の実現を目指すものです。
このたび、東京海洋大学の特許技術「生鮮魚介類、獣肉又は家禽類の鮮度の非破壊的評価法、生鮮魚類の生可食残存日数の推定方法およびキット」(特許第4556497号、東京海洋大学)-通称:バイオサーモメーター(以下、BTM)-が、フード・アクション・ニッポンアワード研究開発・新技術部門の最優秀賞を受賞しました。

 

【受賞対象となった研究成果の名称】
バイオサーモメーター ~生鮮魚介類のリアルタイム品質可視化技術~

 

【受賞対象となった研究の概要】
BTMは東京海洋大学/海洋科学技術研究科/食品流通安全管理専攻の濱田奈保子教授らにより開発されました。BTMは魚介類等の鮮度指標の一つであるK値の変化を試薬の色の濃淡で表わす、生鮮食品のリアルタイム品質管理技術です。
例えばBTMの色の変化により生鮮魚介類の消費期限を可視化できるため、本技術をトレーサビリティに導入することにより、鮮度判定が困難な生鮮魚介類を安心して販売・購入・消費できるようになります。また、廃棄する食品を減らすことも期待できます。

 

【参考リンク】
フード・アクション・ニッポン
http://syokuryo.jp/fan/

フード・アクション・ニッポンアワード
http://syokuryo.jp/award/

全国水産海洋系研究成果ポスター集を正式公開

東京海洋大学産学・地域連携推進機構の水産海洋プラットフォーム事業部門では、水産海洋系の技術相談のワンストップ窓口となるべく「海の相談室」を設け、全国的ネットワークを通じて産業界と水産海洋系研究者との連携機会を創出する活動をしています。
その活動の一環として、全国の水産海洋系研究者の研究成果をデータベース化した「全国水産海洋系研究成果ポスター集」のWeb版を公開しました(http://suisankaiyo.com/seeds/)。当機構が参加した各種の展示会において全国から募集した研究成果を全国水産海洋系研究成果ポスター展と称して展示していたものを、オンラインデータベース化したものです。
現在、本学を含む36大学等研究機関・5研究グループ等から寄せられた114点の研究成果を公開しています。いずれも地域への貢献や産業界への技術移転を想定した素晴らしい研究成果です。このポスター・データベースをきっかけに、全国で水産海洋系の研究成果の活用や実用化が促進されれば幸いです。

 

今後とも東京海洋大学産学・地域連携推進機構水産海洋プラットフォーム事業にご注目ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

神奈川県と産学連携協定を締結しました。

東京海洋大学は平成15年に東京水産大学と東京商船大学を統合して誕生した大学

で、本センターは前身の東京水産大学とは多くの研究課題で協力関係にありました。

今回、協定を締結することで、共同研究の企画・実施の他、情報の共有化や施設

の相互利用、また研修等を通じた人材育成を促進していくことが可能となります。

本センターとしては、本覚書により東京海洋大学と協同して県内の水産や水域環

境に係る課題の解決の効率化に繋げていきたいと考えています。

(国)東京海洋大学産学・地域連携推進機構は、神奈川県水産技術センターとの連携協力を推進しています。

関連リンク: http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/pdf/info2010_1.pdf

東京海洋大学産学・地域連携推進機構と神奈川県水産技術センターは、水産関連分野の試験研究にとどまらず相互の資源を生かして機能の充実を図る包括的な連携協力の覚書を締結しました。

双方が有する学識、技術、人材等を有効に活用し、次のとおり連携協力を行なってまいります。

  1. 研究に関する連携協力
  2. 人材育成に関する連携協力
  3. その他必要と認められる連携協力

<連携体制>

(国)東京海洋大学産学・地域連携推進機構と神奈川県水産技術センターとの間に運営協議会を設置します。

運営協議会は、事業計画策定及び推進に関すること、実施事業のフォローアップ等について協議する。(具体的には次の内容を想定。共同研究、技術支援、人材育成、研究支援、知財等の活用、食育、地域活性化事業、外部資金獲得支援事業の立案、広報活動等)機動的運営を行うため、協議会の下にWGを設ける。

<現在予定されている連携内容>

•産学公連携イベントなどへの研究成果ポスター展示

•神奈川県水産技術センター研究発表会への講師派遣 など。

フード・アクション・ニッポン アワード2010で本学研究成果から優秀賞および入賞

わが国の食料自給率の向上に貢献する製品、活動、研究などを表彰する、フード・アクション・ニッポンアワード2010において、本学の研究成果から優秀賞、入賞がありましたのでお知らせいたします。

 

フード・アクション・ニッポンアワード2010

研究開発・新技術部門 優秀賞 「アバロン・タグ -貝類の資源管理・産地証明・流通管理用の金属製標識-」

研究開発・新技術部門 入賞 「米糠成分γ-オリザノールの新たな生理活性機能とその利用」

コミュニケーション・啓発部門 入賞 「水産海洋プラットフォーム事業」

FANアワード2010授賞式の様子(右端がアバロン・タグ開発者の一人である本学山川客員教授)

*「アバロン・タグ」は、普及活動を行っている海事・水産振興会との連名受賞です。

「科学・技術フェスタin京都」へ出展しました

【科学・技術フェスタ in 京都】 に出展いたしました。

開催日時: 2010年6月5日(土) 9:30~16:30

場   所: 国立京都国際会館 (http://www.icckyoto.or.jp/jp/access/access.html

参加者:約5000人(見込み)

詳 細:http://www.kagakugijutsu-festa.jp/

参加登録(申込者情報入力URL)
↓↓↓↓↓
https://kagakugijutsu-festa.jp/public/application/add/34

東京海洋大学出展ブースは下記会場図の180番ブースです。
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http://www.kagakugijutsu-festa.jp/pdf/eventhall.pdf
※上記イベントホール図の180番ブース